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Film&Gasoline

モノクロフィルム写真がメインのフォトログです♪


by Filmgaso

哀しい再会

哀しい再会_f0265234_20324902.jpg


みなさん、こんにちは。

写真の中でも特に赤錆で哀愁で満ちた写真を撮るのは私の至福の一時なのであります。

しかし、この時ばかりは違っておりました。

懐かしさと哀しさ・・・

なぜなら、ボディショップの置き場に佇むこのクラシックミニは私が20年以上前に手掛けた車だったからです。

「お前、こんな変わり果てた姿になって、いったいどうしたんだ?」

「ご主人さまに何かあったのか?」

心の中でそう問いかける自分がおりました。

旧知の車が朽ちてゆく姿を見るのは、なんとも切ない思いなのでありました。


CONTAX G2
Sonner 90mm f2.8
Kodak GOLD 100 (EI 64)期限切れ
EPSON GT-X820




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Commented by blackfacesheep2 at 2016-09-22 19:58
おおおお・・・
そんな劇的な邂逅があったんですか。
昔、いつくしんで送り出した作品が無残な姿になっている・・・
う~ん、涙がちょちょぎれるお話ですね。
整備記録などをつけていらっしゃるのかな?
それとも、パッと見で、「お、こいつはあの時の・・・」とわかっちゃうもんなんでしょうか。
Commented by 皐月の樹 at 2016-09-22 21:59 x
なんと~、手塩にかけられた車との再会がこういう形でございましたか~ToT
錆色がより侘しく感じる瞬間ですね。
職人としては、実に辛い現実でございますね。
私も、メンテナンスしていた装置を解体廃棄しなくてはいけない場面に遭遇し・・・仕事とはいえ複雑な場面でございました。
無理とは知りつつも、こうなる前に自分の手元に戻ってきてほしかった・・・と、考えてしまいますね。
ゾナーのリアルな描写が、更に切なさを誘いますね~ToT
Commented by golden_giraffe at 2016-09-22 22:01
20年ぶりの再会がこのようになってしまい、ちょっと残念ですね。
それは心が痛みますよね。
ペールグリーンと言うのでしょうか。お洒落な色だけに、一層痛ましい感じがします。
ただ、20年間生き抜いてきたということも、それは立派なことですね。
Commented by film-gasoline at 2016-09-22 22:30
黒顔羊師匠、こんばんは。
この子は90年代初期のミニをベースに59年のモーリスマナー850仕様に造り変えたレプリカなんです。
けっこう細部まで拘って造ったんですよ~^^;
不思議なもので、販売した車は一目で分かります。
顔ニューロンならぬ、車ニューロンがあるのかも知れません。
いや、みなさんドレスアップなされているので、個性があるからなんでしょうね~^^;
Commented by film-gasoline at 2016-09-22 22:35
皐月の樹さん、こんばんは。
はい、遠方のボディーショップの置き場におりました。
そうなんですよね、解体廃棄となると、もう二度と会えない訳ですから、とても悲しいことなんですよね。
いろんな事情があるのでしょうが、再生できるうちに戻ってきて欲しかったです。
このゾナーですが、京セラに修理に出してから初めて使いました。
何年前だっけな~^^;
Commented by film-gasoline at 2016-09-22 22:39
golden_giraffeさん、こんばんは。
この色、一般的にはペールグリーンといった感じですね。
メーカーの正式名称はスモークグレイになります。
いかにも英国車らしくて大好きな色です。^^
クラシックミニの20年はまだ若い方なんですが、ふつうに考えたら仰るとおり立派な事ですね!(^^)!
by film-gasoline | 2016-09-22 00:05 | Rusty | Trackback | Comments(6)